今回は、滲まないインクのお話をちょびっと。

前回の記事でもお話しましたが、耐水性のボールペンならコピックが滲みません。
そこで、線画を耐水性のインクでペン入れするという方法をご紹介します。

コピックで滲まないペンを徹底比較

主につけペンを使っている方におすすめする内容ですが、細い筆につけてチョチョっと書き込むのもアリだと思いますよ。

つけペン向けなので、インクが超濃いですが。

つけペンで描き込む方法ざっくり

つけペンの使い方は、別の記事のレビューをご参照ください。

ゼブラのタマペンとニッコーのサジペンはどう違うの?描き比べてみた

まずは、つけペンで描いても引っかからない紙が大前提です。

つけペンに慣れているひとは、どんな紙でも割と描けちゃいますが(私もそうです)、
慣れてない場合はまずは試し書きから始めましょう。

使用した紙

ハーフエアコットン

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手近にあった紙を使用しました。

特殊紙に詳しい方なら「何故この紙を…?」と思ってしまうかもしれません。

他意はありません、手近にあったから使用しました。(2回目)

このはがきサイズ特殊紙は、紙名手配さんで購入しました。
確か特価で200円くらいです。

使用したインク:アイシーコミックスーパーブラック

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アイシーコミックスーパーブラックは耐水性です。

漫画原稿を描いている最中に水をこぼしてしまっても平気!
でも原稿用紙はフニャフニャになってしまうと思います。

描いてみた

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※協力:HTVこうのとり(非公式、非公認キャラ)

まったく滲んでいません!!

拡大写真。

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主線が滲んでいるのは、使用したのは紙がハーフエア「コットン」だからです。
表面が粗く、ペン入れの時点で線が滲んでしまっています。

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紙の特徴を考慮した上での拡大写真。

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ペン入れの際に、ペン先が引っかかって飛沫になってしまいました。

皆様は、きちんと平滑な紙をお使いください。

ちなみに、筆ペンは滲まないのかどうか試した

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使用したのは、ぺんてる筆(顔料インク)です。

早速コピックで着色。

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あちゃー、顔料インクは滲んでしまうんですね。

拡大。

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顔料インクがダメなら、染料インクではどうなんでしょうかね。
いずれ試してみたほうがよさそうです。

水性インクなら意味がないんですがね。